KERA blog

日常のニュースなどの感想

いきなりの土下座は、相手に伝わらない⁈

田口氏の土下座は、謝罪の意があまり伝わっていないようである。巷の感想は「コント?」「かえって異様」「パフォーマンスにしか見えなかった」「やりすぎの謝罪は余計に懐疑的に見えてしまう」等が多い。
彼のカメラ前での身なり・動作・言葉はある程度及第点のようにも見えたが、見かけばかりで本来の「土下座」が示す誠実な謝罪が伝わってこない。「心に愛がなければ どんなに美しい言葉も 相手の胸に響かない 」とラジオの宗教番組でも言っているように、何かがおかしい。


相手に伝わる謝罪というのは、一回きりの大袈裟な謝罪で完了するものではない。少しずつ時間をかけて、相手の気持ちが氷塊していくのを待つしかないと思う。


彼の場合の本当の謝罪は、これから再び手を出さない実績を多く積み重ねていくことだと思う。どうしても土下座をするのなら、カメラを前にした全国民に対してではなく彼の直接的な関係者(ファン、事務所等)の目の前でするなら理解できる。
伝わる謝罪は、さだまさしの歌『償い』が参考になる。